「脳の働きをみる 」 研究では、機能的MRIを用いて、さまざまな作業を行っている時の脳活動を計測してみました目を閉じてじっと考えている時には、前頭葉という所にある手足の運動を司る場所にのみ、強い活性化が認められました音楽を聴いている時には、側頭葉という所にある音を聞く時に働く場所(聴覚領域)だけが活性化をしめしました。話し言葉を聞いている時には、前頭前野、聴覚領域を含む広範な側頭葉の領域、頭頂葉と呼ばれる所にある言葉の理解と関係のある場所が、左右両側の脳とも活性化していました
足し算や引き算といった単純な計算を行っているときには、やはり左右両側半球の前頭前野、頭頂葉、ものを見る時に働く場所(後頭葉)が活性化しました。文章を読んでいる時には、前頭前野、頭頂葉、側頭葉、後頭葉のさまざまな場所が、両側ともに活性化していました。また、音読をするとこれらの活性化は、さらに強くなることがわかりました。これらの実験から、文章を読んだり、計算をしたりすることが、前頭前野をとてもよく活性化するとの結論に達しました。 次にこれらの結果が、他の年齢層の人にも当てはまるのかを確かめるために、小学生から五十代後半の大学教授まで対象を広げて、単純計算などを行わせてみましたが、すべての年齢層の方々で脳の働きかたに大きな違いがないことがわかりました。
働き盛りの大人が(百ます)単純計算をする理由
今まで難しい思考をすればするほど、脳は活発に働き発達するように思われていましたが、最近の目覚しい脳研究の発展により意外にも「単純計算」と「音読」こそが脳そのものを健康に保ち高機能にすることがわかり、「1桁計算」と「音読」の反復練習を1日10分毎日行うことで、左右脳の前頭前野が活性化し、脳の血管網が太く発達し、酸素と栄養をたくさん運べる構造に変えることで脳の老化を防ぎ記憶力は10〜30%も向上し、脳がつねに高機能で働くようになると報告されています。「単純な計算」と「音読」が異常とも言えるほど特別に脳の広い範囲を刺激して活発にはたらかせて脳の老化を防ぎ、高機能にすることが、最先端の脳科学でわかり、脳を活発にはたらかせることで思考力・記憶力・決断力・行動力・意志力・感情制御力・コミュニケーション能力が 総合的に向上すること報告されています。
頭は何歳からでもよくなるなど他にも数々低下しつつある脳機能を向上できるという結論が、大人たちの間で、読み書き単純計算がブームになっている理由です。 |